●商品の特徴
エジプト原産で、日本にはシルクロードを経て4~5世紀頃に中国から染料として伝えられたため、呉藍(くれのあい)とも呼ばれました。紅花は山形県の県の花で、芭蕉が奥の細道の道中「行末は誰が肌ふれむ紅の花」と詠んだ約300年前は、染料の原料として盛んに栽培されていました。現在はコレステロールを取り除くリノール酸を含むというサフラワー(べにばなサラダ油)の原料として話題になっています。
●栽培難易度
初心者向け
●タネのまき方
ポットに市販の培養土を詰め、タネを2~3粒まきます。土かけは1cm弱とし、本葉2~3枚で1本に間引きます。
●育て方
日当たりと水はけの良い場所を好みます。花壇には多めの腐葉土と苦土石灰、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。本葉5~6枚の頃に20cm間隔に植えつけます。60cmプランターなら3~6株位が良いでしょう。冬に霜が降りる所では霜よけします。
●管理ポイント
酸性土壌を嫌うので植えつけ前には必ず苦土石灰を施します。根張りが悪いので肥沃な土壌で乾燥ぎみに管理します。肥料が多すぎると倒伏しやすくなるので注意して下さい。
●発芽適温 :15~20℃ ●生育適温 :10~20℃ ●育てる場所 :日当たりと水はけの良い場所