ルピナスはラテン語のオオカミ(Lupus)に由来するとも言われています。オオカミのように荒野で生育する強靭さからくるという説です。和名は花がフジに似て下から上に咲いていく様から、昇藤(ノボリフジ)、あるいは立藤(タチフジ)と付けられています。マメ科の植物で、ヨーロッパではルピナスを食べると想像力が増すという言い伝えから空想といった花言葉が付いたものと思われます。
●栽培難易度
中級者向け
●タネのまき方
ポットに市販の培養土を詰め、タネを2~3粒まきます。土かけは6~7mmとし、本葉2~3枚で1本に間引きます。
●育て方
日当たりと水はけの良い場所を好みます。花壇には多めの腐葉土と苦土石灰、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。本葉3~4枚の頃に30cm間隔に植えつけます。60cmプランターなら3~6株位が良いでしょう。直根性で移植を好みませんから、ていねいに植えかえます。
●管理ポイント
酸性土壌を嫌うので植えつけ前には必ず苦土石灰を施します。肥料分は控えめに、水はけのよい場所を選びましょう。なお直根性ですから移植は嫌います。
●発芽適温 :15~20℃ ●生育適温 :5~20℃ ●育てる場所 :日当たりと水はけの良い場所