和名は花姿が飛んでいる千鳥や燕を連想してつけられたことは容易に想像できますが、英名のラークスパーも花の後ろに突き出た部分をひばりの蹴爪に見立てたもので、民族が違っても連想することはそう変わらないものだと感心します。何れにしても鳥のイメージから、自由や活発という花言葉があてられています。南欧原産ということもあり、花はリゾート感覚の華やかなイメージで、ブライダルブーケなどにも多用される人気の高い花です。
●栽培難易度
初心者向け
●タネのまき方
ポットに市販の培養土を詰め、タネを4~5粒まきます。土かけは3~4mmとし、本葉2~3枚で1本に間引きます。
●育て方
日当たりと水はけの良い場所を好みます。花壇には多めの腐葉土と苦土石灰、少量の有機質肥料を施しよく耕しておきます。本葉4~5枚の頃に15cm間隔に植えつけます。栽培する場所は毎年変えた方が良くできます。直根性で移植を好みませんから、ていねいに植えかえます。
●管理ポイント
発芽に日数がかかるので過湿にならないように管理します。寒さには比較的強い方です。
●発芽適温 :15℃前後 ●生育適温 :5~25℃ ●育てる場所 :日当たりと水はけの良い場所